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渋谷幕張高校の偏差値・学校生活・進学実績【2025年最新|複数の模試基準で比較】

  • AlternativeStudy編集部
  • 4月19日
  • 読了時間: 17分

渋谷幕張の偏差値はSAPIX 64、駿台66。東大75名に加え海外大進学約20名で国際性はトップクラス。6年間の学費は470万円。渋谷教育学園幕張高等学校(通称:渋幕)の偏差値は模試によって64〜76の幅があります。この記事では複数の情報源から偏差値を比較した上で、学校生活・進学実績・6年間のコストを、保護者が判断に必要な形でまとめています。

Alternative Studyは東大生講師によるオンライン家庭教師サービスを運営しています。日々の指導で接している在校生・卒業生の声、公開データ、各種模試の情報を総合して、学校の実態をできるだけ正確に伝えることを目指しています。

基本情報

項目

内容

正式名称

渋谷教育学園幕張中学校・高等学校

通称

渋幕(しぶまく)

所在地

〒261-0014 千葉県千葉市美浜区若葉1-3

アクセス

JR京葉線「海浜幕張」駅より徒歩10分

設置区分

私立・共学・中高一貫(高校入学枠あり)

生徒数

中学・高校合計 約1,800名(1学年 約350名)

設立

1983年(昭和58年)

校訓

自調自考(じちょうじこう)

SSH指定校

あり

帰国生受入

あり(約50名在籍)

公式サイト

校訓「自調自考」は、生徒自らが調べ、自ら考える力を育てるという教育方針を表しています。1983年創立と比較的新しい学校ですが、わずか40年余りで東京大学合格75名を出す難関校に成長しました。

校地は幕張新都心の一角にあり、海浜幕張駅から徒歩10分。幕張メッセや幕張ベイタウンなど、国際的なビジネス・文化施設が立ち並ぶエリアに位置しています。立地の特性上、企業・国際機関との連携プログラムが豊富で、グローバルな環境に触れやすい学校です。

偏差値 ― 模試によって10以上の差が出ます

渋幕の偏差値は情報源によって64〜76と幅があります。「どの数字が正しいか」ではなく「どの模試を基準にしているか」で意味が変わります。

高校受験

情報源

偏差値

母集団の特徴

駿台中学生テスト

66

難関校志望者が中心。母集団のレベルが高く数字は低めに出ます

みんなの高校情報

76

全国の高校を横並びで比較した参考値

中学受験

模試

偏差値

母集団の特徴

SAPIX

64

最難関層が母集団。SAPIXで64は男女共学校トップクラス

四谷大塚(合不合)

72

中学受験生全体が母集団。最もバランスの取れた指標

渋幕はSAPIX偏差値で64という数字が特徴的です。これは男女共学校の中では最高水準で、御三家(開成・麻布・武蔵)をSAPIX偏差値で上回るケースもあります。特に1月入試(関東の本格的な入試解禁前)で実施されるため、開成・桜蔭志望者が「腕試し」で受験し、合格者が出やすい入試構造です。

入学する生徒は、1月入試での合格後に開成や桜蔭に流れる層と、渋幕を第一志望とする層が混在しています。結果として学力層に多様性があり、上位層は御三家レベル、中位層は一般的な進学校レベルという構成です。

出典: 駿台教育研究所、SAPIX小学部、四谷大塚入試情報センター、みんなの高校情報

入試情報

中学入試

項目

内容

試験日

1月下旬(1/20以降・1次)/ 2月2日(2次)

科目

国語・算数・理科・社会(4教科)

試験時間

国語50分・算数50分・理科45分・社会45分

配点

各科目100点(計400点)

解答形式

算数は答えのみを記入する形式(記述式ではない)

定員

1次215名・2次45名

2025年倍率

1次 約3.0倍・2次 約6.0倍

渋幕の中学入試は1次が1月下旬(1月20日以降)、2次が2月2日に実施されます。1次は関東の2月入試が始まる前の時期にあるため、首都圏の最難関校志望者も多く受験する入試になっています。算数は答えのみを記入する形式で記述式ではありませんが、計算問題はほぼなく、発想力と思考力を問う独特の出題が目立ちます。一般的な難関校の過去問対策だけでは対応しにくい問題傾向のため、渋幕に特化した演習が合格の鍵とされます。

2次入試は定員45名に対して倍率が約6倍と、1次より大幅に難しくなります。また2次入試日の2月2日は聖光学院・栄光学園・渋谷教育学園渋谷と同日のため、他校との併願ができません。本気で渋幕を目指す場合は1次で合格を狙うのが基本です。

高校入試

項目

内容

試験日

1月中旬(中学1次より数日早い日程)

科目

国語・数学・理科・社会・英語(5教科)

配点

各100点(計500点)

定員

約65名

内申点

不要(学力検査のみで合否決定)

高校入学枠は約65名。開成(100名)・灘(40名)の中間的な規模です。渋幕では中学入試の1次よりも数日早いタイミングで高校入試を実施しており、1月中旬に中学高校の入試が連続する日程になっています。問題の難易度は最難関レベルで、特に英語は帰国生を含む入学者のレベルに合わせた高度な出題となっています。

併願パターン

中学入試の場合

渋幕1次は1月下旬のため、関東の2月入試の前に受験が可能です。一方で2次入試日の2月2日は神奈川の最難関校と同日のため、併願は慎重な計画が必要です。

日程

選択肢

1月10〜19日

栄東(埼玉) / 立教新座(埼玉) / 浦和明の星(埼玉)

1月20日頃

渋幕(1次) / 市川(千葉) / 東邦大東邦(千葉)

2月1日

開成 / 麻布 / 駒場東邦 / 桜蔭 / 女子学院

2月2日

渋幕(2次) / 栄光学園 / 聖光学院 / 渋谷教育学園渋谷(この4校から1校のみ選択)

2月3日

筑駒 / 海城 / 慶應普通部

高校入試の場合

日程

選択肢

1月中旬

渋幕(高校) / 市川(千葉)

1月下旬

早大本庄 / 慶應志木

2月上旬

慶應義塾 / 早大学院

2月10日前後

開成 / 筑駒

学校生活

校風 ― 自調自考と国際性

渋幕の校風は「自調自考」の4文字で表されます。生徒が自ら課題を設定し、自ら調べ、自ら考える探究型学習が中心です。宿題として与えられるのではなく、「自分が何を学びたいか」を問われる場面が多いのが特徴です。

同時に、国際性の高さが渋幕を象徴する要素です。帰国生約50名が在籍しており、授業や行事で多様な文化背景を持つ生徒と日常的に接します。英語は少人数習熟度別授業、レベル別のELT(ネイティブ教員による授業)が組まれています。

制服は存在しますが、校則は比較的穏やかで、生徒の自主性を尊重する運営です。

授業

渋幕のカリキュラムはグローバル教育と進学指導の両立が特徴です。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校として、理数系の探究学習にも力を入れています。

ただし、学校の授業だけで東大合格を目指せるかは生徒次第です。渋幕の場合、一般的に言われるパターンとは逆で、上位層ほど学校のカリキュラムだけで東大・海外大に進学しやすく、中位層ほど外部塾を併用する傾向が在校生・卒業生の口コミで指摘されています。上位層は自走力が高く学校の探究型教育を活かしきれる一方、中位層は学校の自主性重視の設計に合わせて塾のペース管理を利用するケースが多いようです。一律に「塾が必要」と言える学校ではなく、生徒の学力層や志望進路、自走の度合いによって必要度が大きく異なります。

行事

槐祭(かいさい・文化祭・9月)

渋幕の文化祭は「槐祭(かいさい)」と呼ばれ、9月に開催されます。生徒主導で企画・運営され、研究発表・ステージパフォーマンス・模擬店などが行われます。来場者数は2日間で1万人を超える規模で、千葉県の私立高校の文化祭としては最大級です。

体育祭(5月)

体育祭はクラス対抗で真剣に取り組む生徒が多く、開成ほどの規模はありませんが、学校の一体感を生む重要な行事です。

海外研修・留学プログラム

渋幕の特色は豊富な海外研修プログラムです。アメリカ・イギリス・オーストラリア・シンガポールなど多様な国への短期・長期の研修機会が用意されています。在学中に何らかの形で海外経験をする生徒が多い学校です。

部活動

指標

数値

部活加入率

約80%

部活動数

約40

主な部活

模擬国連・科学部・弁論部・硬式テニス・バスケ・吹奏楽など

模擬国連部 が特に有名で、全日本高校模擬国連大会の優勝経験や、世界大会(ニューヨーク)への派遣実績があります。科学部 もSSH指定校の環境を活かして、科学五輪や学会発表で成果を上げています。

グローバル環境

指標

数値

海外研修・交流プログラム

多数(希望制・国や期間が選択可能)

海外大学進学率

約5.7%

海外大学進学者数

約20名/年

帰国生受入

あり(約50名在籍)

渋幕の特徴は、最難関校の中でも充実した国際プログラムです。アメリカ・イギリス・オーストラリア・シンガポールなど多様な国への短期・長期研修プログラムが整っており、希望制で多くの生徒が在学中に海外経験を得ています。海外大学進学率5.7%は最難関校の中でも高水準で、ハーバード・イェール・プリンストン・MIT・スタンフォードなどトップ大学への合格者を継続的に輩出しています。

帰国生約50名の存在は、教室の雰囲気を決定的に変える要素です。授業中の議論、英語でのプレゼン、国際ニュースに関する会話が日常的に行われ、「日本の中で世界を感じる」環境が整っています。

高校からの入学

渋幕の高校入学者は1年目は中学入学組とは別クラスで編成されます。これは中学3年間の先取り学習の差を埋めるための配慮で、高入生同士でも関係を築きやすい設計になっています。2年目から内部生と合流し、高3では全員が同じ受験環境で学びます。

口コミでは「高入生同士の絆が1年目にできるので、2年目からの合流もスムーズ」という声が多い一方、「1年目に内部生とあまり接点がない分、先取りの差を自主学習で埋める必要がある」という指摘もあります。

在校生・卒業生の口コミ

みんなの高校情報の総合評価は4.35/5.0(90件)。項目別の評価は以下の通りです。

評価項目

スコア

進学実績

5.0

施設

5.0

校則の自由度

5.0

いじめの少なさ

5.0

部活

4.5

イベント

4.5

在校生の声(口コミより抜粋・要約)

「帰国生が多く、英語が飛び交う環境で刺激的。自然と国際感覚が身につく」

「自調自考の精神で、自分で決めて動く力が鍛えられる。自分から学ばないと置いていかれる」

「校則が緩やかで、個性が尊重される。髪型や服装で怒られることはほぼない」

卒業生の声

「海外大学進学を選んだが、渋幕のグローバル教育がなければこの選択はなかった」

「御三家を蹴って渋幕に入学した。多様性のある環境で過ごせて本当に良かった」

保護者の声

「1月入試で合格したので、開成を受ける前に安心できた。結果、開成も合格したが渋幕を選んだ」

「共学でグローバルな環境は、女子にとっても男子にとっても良い刺激になっている」

出典: みんなの高校情報(2025年4月時点の公開口コミを要約)、渋谷教育学園幕張中学校・高等学校公式サイト

進学実績

2025年 主要大学別合格者数

大学

合格者数

出典

東京大学

75名

大学通信 2025/3/17

早稲田大学

200名

大学通信 2025/3/17

慶應義塾大学

130名

大学通信 2025/3/17

海外大学

約20名

学校公式+推定

京都大学

7名

推定

渋幕の特徴は東大合格者数75名と海外大学進学者約20名の両立です。開成の海外大学20名と同水準で、国内最難関校の中でグローバル進路の層が最も厚い学校のひとつです。

ハーバード、イェール、プリンストン、MIT、スタンフォード、コロンビア、UPenn、ケンブリッジ、オックスフォード、インペリアル・カレッジ・ロンドンなど、世界のトップ大学への合格者を毎年輩出しています。

合格者数ではなく「率」で見る

合格者数だけでは学校の実態は見えません。卒業生の何割が合格しているかを比較すると、別の側面が見えてきます。

学校

卒業生

東大合格

東大合格率

現役合格

現役率

浪人率

聖光学院

229名

95名

41.5%

85名

37.1%

10.5%

開成

396名

149名

37.6%

107名

27.0%

28.2%

214名

77名

36.0%

59名

27.6%

23.4%

日比谷

309名

81名

26.2%

65名

21.0%

19.8%

渋谷幕張

350名

75名

21.4%

62名

17.7%

17.3%

渋幕の東大合格率21.4%は開成・灘より低い数字ですが、これは進路の多様性を考慮する必要があります。渋幕の卒業生は東大以外にも海外大学、医学部、早慶など多様な進路に分散しており、「東大至上主義」ではない学校です。

浪人率17.3%は最難関校の中で最も低く、現役進学志向が強い傾向があります。

海外大進学で見ると

学校

海外大進学者数/年

卒業生に対する割合

渋谷幕張

約20名

約5.7%

開成

約20名

約5.1%

渋谷教育学園渋谷

約25名

約12%(卒業生少)

約5名

約2.3%

聖光学院

約10名

約4.4%

海外大進学の「率」で見ると、渋幕は最難関校の中でトップクラスです。特にアジア系名門大学(NUS、香港大学)や欧州大学への進学も目立ち、多様な進路を選びやすい環境が整っています。

出典: 大学通信2025/3/17速報値、インターエデュ2025、学校公式発表。卒業生数は各校公式。速報値のため最終確定値と数名の差が出る場合があります。

6年間のコスト

学費

項目

金額

入学金

34万円

授業料(年額)

40.8万円

施設費(年額)

16.8万円

その他諸費(年額)

約10万円

6年間合計

約470万円

中高6年間で約470万円。開成523万円・灘431万円と比較すると中間的な水準です。千葉県の私立校としては標準的な金額です。

外部塾を含めた実質コスト

渋幕は学校のカリキュラムに多様性があり、進路と生徒の自走度によって塾の必要度が大きく異なります。

項目

渋幕

開成

学費(6年)

470万円

523万円

431万円

外部塾代(推定)

約200〜300万円

約900万円

約360万円

実質コスト

約670〜770万円

約1,423万円

約791万円

渋幕の実質コストは開成より大幅に安い水準に収まる家庭が多くあります。これは学校の教育設計が進学と探究学習の両立を重視しており、難関塾への依存度が他校ほど高くない環境が整っているためです。ただし家庭の方針や生徒の志望進路によって塾代は大きく変動するため、上記は一つの目安としてご覧ください。塾を全く利用せずに東大や海外大学に合格する生徒もいれば、特定の科目のために塾を利用する家庭もあります。

海外大学進学を目指す場合は別途SAT/TOEFL等の対策費用がかかるため、その場合は追加で年間30〜60万円程度を見込む必要があります。

奨学金・特待生制度

渋幕には入試成績上位者を対象とした特待生制度があります。入学金・授業料の免除または減額措置があり、詳細は学校に直接お問い合わせください。

千葉県の授業料軽減補助金の対象となる場合があり、世帯年収に応じて支援が受けられます。

出典: 渋谷教育学園幕張中学校・高等学校公式サイト(学費)、千葉県教育委員会。塾代は口コミ等からの推定値であり家庭によって異なります。

よくある質問

Q1. 渋幕と開成、どちらを選ぶべきですか?

渋幕と開成は両立できない併願関係にないため(1月入試と2月入試)、両校合格者は多数存在します。両方合格した場合の選択は「進路志向」で決まります。東大一筋なら開成、多様な進路(海外大・医学部・社会科学系含む)を検討するなら渋幕が選ばれる傾向があります。共学か男子校かも大きな判断ポイントです。

Q2. 御三家を蹴って渋幕に入ることは本当にあるのですか?

はい、一定数います。特に女子では桜蔭・女子学院・雙葉を蹴って渋幕を選ぶケースが増加傾向にあると言われており、共学でグローバルな環境を重視する家庭が選ぶ傾向があります。男子でも麻布・武蔵・駒場東邦を蹴って渋幕を選ぶケースが見られます。理由として多いのは「共学環境を重視」「グローバル教育を重視」「通学距離」「校風との相性」で、特に海外大学進学を視野に入れている家庭では渋幕の国際性を評価して選ぶケースが多く見られます。

Q3. 帰国生でなくても渋幕の国際性を活かせますか?

はい。むしろ一般生こそ帰国生と接する環境で大きく成長する機会があります。英語は少人数習熟度別のため、初心者レベルから最上級レベルまで対応可能です。日本で生まれ育った生徒が卒業時に海外大学に進学するケースも多数あります。

Q4. 高校から入って馴染めますか?

渋幕の高校入学は、1年目は中学入学組とは別クラス編成で、2年目から合流する方式です。これは開成と同じ形式で、中学3年間の先取り学習の差を埋めつつ、高入生同士で関係を築きやすい設計になっています。2年目以降は帰国生・内部生・高入生が共に学び、多様な価値観に触れられる環境です。

Q5. 海外大学進学はどのくらい現実的ですか?

渋幕の海外大進学率は約5.7%と最難関校の中でトップクラスです。進路指導部に海外大担当のサポート体制があり、SAT/TOEFL対策、エッセイ添削、推薦状作成まで学校がサポートします。ただし実際に海外大を目指すには家庭の経済的準備と本人の強い意志が必要です。

Q6. 6年間で費用はどのくらいかかりますか?

学費のみで約470万円です。国内大学進学を目指す場合、塾代を含めて実質約830万円が目安です。海外大学を目指す場合はSAT/TOEFL対策費用が追加で年間30〜60万円かかります。

Q7. 渋谷幕張と渋谷教育学園渋谷の違いは?

両校は同じ渋谷教育学園の運営ですが、渋幕は千葉県幕張、渋渋は東京都渋谷にある別の学校です。渋渋は卒業生約200名と渋幕より小規模で、都心立地を活かした教育が特徴。渋幕は千葉郊外の広い校地で探究学習に力を入れる傾向があります。両校とも国際性は高く、渋渋の海外大進学率は渋幕より高い水準です。

この学校の授業と受験の関係

ここから先は、進学実績の裏側を考えるための情報です。

渋幕の授業はグローバル教育と進学指導の両立を特徴とします。SSH指定校としての理数系探究学習、帰国生を含む国際的な環境、英語教育の充実など、「大学受験」だけに焦点を絞らない設計です。

この設計から浮かぶ問いは、「この学校は何を目指しているのか」という問いです。東大合格75名という実績は立派ですが、開成149名・灘77名と比べると数字は控えめです。一方で海外大学進学20名、多様な進路への分散、自調自考の精神といった「数字に表れない価値」が渋幕の強みです。

お子さんが「東大一直線」ではなく、「多様な選択肢の中から自分で進路を決める」タイプの場合、渋幕の環境は特に適しています。逆に「東大合格一点狙い」の場合、渋幕より開成・灘・筑駒の方が効率的という見方もあります。

学校説明会で聞いてみよう

学校の教育方針について知りたい方 - 「自調自考の精神は、具体的にどんな授業や活動で育てていますか? 6年間でどう成長するのか、卒業生の事例を教えてください」 - 「SSH指定校として、どのような理数系プログラムを提供していますか?」

グローバル教育について知りたい方 - 「帰国生と一般生の割合はどのくらいですか? 日常的にどのような国際的な交流があるのですか?」 - 「海外大学進学を希望する場合、学校のサポート体制はどうなっていますか?」 - 「英語の少人数習熟度別授業は、実際にどのくらいレベル分けされていますか?」

進学指導について知りたい方 - 「東大以外の進路(医学部、私立、海外大)へのサポートはありますか? 進路相談はどのように行われていますか?」 - 「塾に通わずに東大を目指す生徒はどのくらいいますか? その生徒の進学実績は?」

お子さんが共学環境に不安がある場合 - 「男女の比率はどのくらいですか? 授業や部活での男女の関わり方はどうなっていますか?」

高校から入学を検討している場合 - 「高入生が内部生・帰国生と合流した後、学力差や文化差はどのようにフォローされますか?」 - 「高入生の進学実績は内部生と比べてどうですか?」

お子さんの性格や特性に合うか知りたい場合 - 「自分から動けない生徒は、渋幕の校風に馴染めますか? 学校からの声かけはどの程度ありますか?」 - 「探究学習が苦手な生徒へのサポートはどうなっていますか?」

学校選びで考えたいこと

以下は、渋幕に限らず学校選び全般に関わる視点です。

合格実績の見方

合格者数ランキングは「学校の広告」の側面があります。渋幕の東大75名・早稲田200名・慶應130名という数字は注目を集めますが、その成果が学校の教育によるものか、生徒本人の努力と外部の塾によるものかは、数字だけでは判断できません。

また、合格者数と入学者数は異なります。早稲田200名・慶應130名という数字には、東大併願で合格した生徒も含まれます。実際に早慶に進学するのはその一部であり、渋幕の場合は特に海外大学へ進学する生徒もいるため、「進路の分散度」を考慮する必要があります。

合格者数のランキング上位にあることと、お子さんに合う学校であることは別の話です。渋幕の場合、多様な進路を選びたい家庭には最適ですが、「東大一直線」の場合は他校の方が効率的かもしれません。

環境の多様性

渋幕は共学で、帰国生が多く在籍する学校です。男女共学であること、多様なバックグラウンドの生徒が集まることには、社会に出たときに接する多様な価値観への準備として大きな意味があります。

一方で、多様な環境は「競争的に集中しにくい」側面もあります。開成・灘のような同質性の高い環境で「切磋琢磨」することを重視する家庭には、渋幕の多様性がノイズに感じられる可能性もあります。

お子さんが多様な人々と過ごすことで刺激を受けるタイプか、同じ方向を向いた仲間と集中したいタイプかで、選ぶ学校が変わります。

6年間で何を得るか

偏差値と合格実績は「入口」と「出口」の数字です。しかし保護者にとって本当に大切なのは、その間の6年間でお子さんがどんな経験をし、どんな力を身につけるかではないでしょうか。

渋幕の自調自考の精神で自分の問いを深める経験、帰国生と日常的に接する経験、海外研修で異文化に触れる経験。これらは偏差値では測れませんが、グローバル化する社会で生きる力を育てます。一方で、同じ時間を別の環境で過ごすことで得られるものもあります。

学校を「大学に入るための手段」として見るか、「10代の6年間を過ごす環境」として見るかで、選ぶ学校は変わってきます。両方の視点を持ちながら、お子さんに合う学校を探してみてください。

出典: 渋谷教育学園幕張中学校・高等学校公式サイト、大学通信2025/3/17速報値、インターエデュ2025、みんなの高校情報、SAPIX小学部、四谷大塚入試情報センター、駿台教育研究所、武田塾、千葉県教育委員会。塾代・通塾率は口コミ等からの推定値を含みます。合格者数は速報値であり、最終確定値と異なる場合があります。

最終更新: 2026年4月

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​当社顧問:山川 恭弘
バブソン大学 准教授
慶應義塾大学法学部卒。ピーター・ドラッカー経営大学院経営学修士(MBA)課程修了。テキサス州立大学ダラス校にて国際経営学博士号(Ph.D.)取得。2009年度よりバブソン大学准教授。同大学は起業家教育分野において30年連続全米1位との評価を受ける。専門領域はアントレプレナーシップ。バブソン大学では、学部生、MBA、エグゼクティブ向けに起業道を教える。東京大学特任教授をはじめ、日本国内でも多くの大学にて教壇に立つ。2022年度までCICジャパンプレジデント、ベンチャーカフェ東京代表理事、2024年よりベンチャーカフェ東京顧問。経産省J-Startup推薦委員。文科省起業教育有識者委員会メンバー。
運営会社株式会社iBECK
バブソン大学
​代表取締役:竹中 淳人
大学卒業後、ワークスアプリケーションズに入社。人事採用責任者として、インターン志望者数日本No.1や「後輩にお勧めしたいインターンシップ」6年連続No.1を実現し、年間応募者数を800%UPの8万人まで拡大。新卒から中途採用、職種別採用やインターン採用など多岐にわたる。スタンフォード、ケンブリッジ、オックスフォード、北京、清華、インド工科、インド情報技術など世界5地域60大学で採用を行う日本の採用活動、求職活動、産業創出に対して問題意識を持ち、解決するべく、2013年11月に独立。「戦略的リクルーティングデザイン」「次世代プロフェッショナルリクルーター」等の採用論を構築し、採用戦略や採用ブランド等のコンサルティングを外資戦略コンサルティングファームや日系トップティア企業へ行う。戦略人事を実現するために、経営者や人事担当者対象の研修を実施。個人対象には、個人価値最大化をするための成長機会の提供を行う。これまで21000名以上利用し、外資系トップティア企業就職支援で8年連続日本1位の実績を誇る。本質思考人財育成のためのビジネススクール「Alternative Careers Business School」業務と能力のミスマッチを最小化する「Alternative Internships」オルタナティブキャリア・ボーダーレスキャリアを実現する「Alternative Careers 」「Alternative Study」を企画運営する。

講師/講演実績(一例)
・一般社団法人学士会(旧帝大同窓会組織) キャリア開発責任者
・ボストンキャリアフォーラム 世界大学ランクTOP30と戦うためのセミナー講師
・高校生キャリア教育 認定NPO 日本学生社会人ネットワーク 人事
・千葉県立東葛飾高等学校 リベラルアーツ科目 問題解決力向上講座講師
・慶應義塾大学SFC アントレプレナーシップビジネスコンテスト メンター
・東京大学 全学自由研究ゼミナール 宇野ゼミ 講演/workshop
・国学院大学 低学年キャリア教育講座講師・全国学生団体連盟 代表理事
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